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辞典サンプル

下記はそれぞれ顔料プリント天然繊維について解説した辞典ページのサンプルです。
内容は「タイトル」「解説」「関連項目へのリンク」によって構成され、関連語句についても調べられます。他ページも同様の構成にて記述されています。

顔料プリント

水分を含んだ顔料で出来ており、古くから行われてきた手法。
風合いが柔らかく、生地に馴染んだ仕上がりになるが、 隠蔽力(下地を隠す力)が弱く、発色性に欠ける。それに伴って濃色生地へのプリントに不向きで、対応策として着抜プリント(抜染後、プリント)がある。
顔料を固着する樹脂剤(バインダー)、希釈剤(レジューサー)の分量調整によってより生地へ馴染ませる染み込みプリントにじみプリントがある。

関連項目

顔料
プリント
染み込みプリント
にじみプリント

天然繊維

自然界の原料から作られた繊維の事。天然繊維は植物、動物、鉱物から採取し、ほとんどが紡績を必要とする。
植物繊維は茎(、ジュート、ラミー)、葉(ザイル、アバカ)、種(綿花、カポック)等、各部分から採取出来る。
動物繊維はウール、獣毛(Hair)、と分けられる。
鉱物繊維は主に石綿(Asbesto)が使われる。

関連項目

繊維
綿
ウール

 
 

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グルカパンツ

グルカパンツ

グルカパンツとはインドの対英大反乱(1857年)に、旧英国領のチベットの山岳民族出身グルカ兵(ネパール人兵)が傭兵となり着用した丈が長いミリタリーパンツが由来で、正式にはブリティッシュアーミーグルカトラウザーという。全体にゆったりとしたパンツで、股上が深く、幅広のウエストバンドを付けているのが特徴。通常のパンツとは違いウエスト部分につけられたアジャスターウエストを調節する仕様となっている。またフロント左右に二本ずつタックが入っており、これらにより見た目のインパクトがある。綿使いで色はカーキオリーブが多い。
その後も多くの軍隊でアレンジしたパンツが採用され、年代や軍隊によって様々な仕様種類があるが共通して見られるディテールが深いタックと持ち出し式のベルトである。 その特徴的なディテールを取り入れたパンツを今までに多くのブランドが提案しており、ミリタリーファッションとしてヴィンテージ、レプリカ、簡素化したカジュアルパンツの他、サファリルックの代表的アイテムとしても扱われていた。ワイドパンツが流行すると出現するアイテムである。
ファッションアイテムとしては日常で扱いやすくアレンジしたものが多く、アジャスターの代わりに共地で作った着脱出来るベルトに置き換えたり、深いタックでゆったりとした腰回りのディテールは活かしつつ裾に向かってテーパードしたすっきりしたシルエットのもの等、メンズ、レディス共に提案されている。 同様の丈が短い半ズボンをグルカショーツ、ブリティッシュアーミーショーツ、コロニアルアーミーショーツ、ボビーショーツと言う。

ダブルクロス

ダブルクロス.png

ダブルクロスとは二重織生地のこと。ダブルフェイス、リバーシブルとも呼ばれる。経糸緯糸をそれぞれ二本ずつ用いていずれかので接結させた布のことで、両面共に表使い出来る。「表は無地、裏は柄物」を組み合わせ、内側と外側を異なった表情を持たせる等、多種多少な組み合わせで作られている。その他の組み合わせでは「表は化学繊維、肌に触れる裏側は綿」、「同素材の色違いを組み合わせ、リバーシブル使い」、「編地ニット織物の異素材合わせ」等、様々である。
2枚の生地を1枚に合わせる為、厚みが生まれる。薄手の物では綿のガーゼを組み合わせたダブルガーゼが春夏のブラウスチュニックワンピース向けとして定番素材である。重なった薄手素材は洗い晒しにすると程より膨らみ感と軽い表情が生まれ、好まれている。
中肉素材では綿ポリエステル素材を合わせ、一重アウターやリバーシブルアウター、パンツに用いられる。厚手の物はウールアクリルポリエステルナイロンを組み合わせたコート向け素材が多い。

ラッセル

ラッセル.png

ラッセルとは経編ニット生地の一種。ラッセルトリコットと比較するとゲージが粗く(おさ)の左右の動きが大きいので、いろいろな柄をつくることができる。またの枚数が多いため厚地ができる。
一方、レースチュール、パワーネット、漁網などの自の透いた編地にも適し、一般的には厚地の衣料用よりも、後者の地の透いた用途の方が多い。
衣料用途では中衣、外衣の柄物を主体に使われている。ラッセルにもトリコットと同様、ダブルラッセルがある。厚地スーツ地、カーペット、ネット、アンダーシャツ、パンティストッキング、パッケージ用ネットなどに使われるが、量としては極めて少ない。

メランジ

メランジ.png

メランジとはフランス語で混合するという意味で、二色以上の霜降り糸のこと。並びに霜降り糸杢糸、霜降り調の生地も総じてメランジと呼ばれている。メランジュとも呼ぶ。
にする紡績前のわた、スライバーの状態で染色し、その際に生じる染色ムラが織物編地に仕上げた際に色の濃淡として現れ、霜降り調の色合いが現れる。ウール杢糸を例に挙げると、梳毛トップを斜め縞状に捺染し、染まった繊維と染まらなかった繊維が入り混じるものや、異色の羊毛ナイロンアクリルポリエステル等の染色性が異なる繊維を混合し紡績したものが代表的。白、灰、茶、ベージュなどの混色が一般的である。先染め織物編地の配色効果のひとつである。

 

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