糸買い製品売り

糸買い製品売りとは主として、ニットアパレル業界で用いられる用語。委託生産(下請生産)に際して織物アパレル業界では、委託企業側が生地を支給し、委託企業側の商品企画に基づいた縫製作業などをしてもらって、工賃を支払うというのが普通だが、ニットアパレル業界では、原材料(、生地)は受託企業側が委託企業の商品企画に基づいて手配・購入することが多い。このため完成品納入後の支払いも、工賃の支払いではなく、商品仕入代金支払いの形をとることになる。これを「糸買い製品売り」あるいは「生地買い製品売り」と言う。橫編セーターなどは前者、ジャージー製品やいわゆるカットソー製品は主に後者の方法をとっている。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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