市楽織

市楽織とは、クルワゼー(Croise)ともいう。クルワゼーとはフランス語で、交差点とか、十字に交差した、とかの意味。
これはこの織物が右綾と左綾が交差していることによるものである。わが国では一楽織、市楽織というが、これは和泉の土屋一楽という人が考案した籐(とう)の編物の「いちらくあみ」を取り入れて、西陣で織物にしたのでこの名がある。
ブロークンツイルは正規の斜文織と比べると表面は不規則になり、これによる表面の効果が特徴である。もともとは織物として西陣で開発されたが、現在では綿織物でも、組織として使われている。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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