山繭絹

山繭絹とは山繭糸ともいう。野蚕絹(やさんぎぬ)の一種で、山野で飼育され、桑(くわ)以外の椚(くぬぎ)、楢(なら)などの野性植物の築を食して生育する。同じ野蚕絹である杵蚕絹(さくさんぎぬ)と比較し、品質は劣り生産量も少なく用途も狭いが、その野趣味を特徴とした、山麟紬(やままゆつむぎ)ヘ山繭織りといわれる商品になっている。山繭絹のことを別名、天蚕絹(てんさんぎぬ)ともいう。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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