多丁杼織機

多丁杼織機とは緯糸に二種以上のを使う場合に用いる織機
この場合、二種以上とは多くの場合2色以上ということで、ギンガムなど、チェックを織る場合に使う。符箱(シャットルの収まるスペース)が片側に2丁、4丁あるもの(片2丁、片4丁という)と、両側に2丁、4丁あるもの(両2丁、両4丁という)などがある。
片2丁、片4丁は綿ギンガムなどに多用され、両4丁は織物に、両2丁はの一越縮緬などに使われる。しかし最近はシャットルレス織機が多くなって、緯糸に多色を使うことは機構的に容易になった。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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