仮撚り法

仮撚り法とはテクスチャードヤーンの代表的な製造法。フィラメント糸に物理的な方法で、細かいクリンプを持たせ、この状態で熱処理をしてクリンプを固定させる方法である。
現在、加工糸ではほとんどが「仮撚り法」という方法で作られている。これはフィラメント糸に3,000-4,000回/m程度の撚りをかけて熱セットした後、撚りをもとにもどす、という原理でこれを1工程で行う。
仮撚り法では撚りがもどろうとする力、すなわちトルクが発生する。これは3,000-4,000回/mの強撚をかけた状態で熱固定し、これを逆方向に同じ回数だけ撚りをかける(撚りをもどす)ので、は常に撚りをかけた方向と反対の方向にもどろうとする状態にある。
製品化する時、このトルクが利点となる場合と障害になる場合がある。トルクをなくすには撚りをもどした状態でもう一度熱固定をすればよい。したがって仮撚り加工糸は一次熱セット(トルクヤーン)と二次熱セット(ノントルクヤーン)のがある。加工糸は50-2500ぐらいの範囲で生産されているが、ニット用は比較的太い、100、150、2500程度が多く使われ、織物は50-1500がよく使われる。

関連項目


テクスチャードヤーン
フィラメント糸
クリンプ
加工糸
撚り
トルク
仮撚り加工糸
トルクヤーン
ノントルクヤーン
ニット
織物

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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