一着丸縫い
一着丸縫いとは一枚流しを更に極端にした縫製システムで、一人の作業者が縫製の全工程を受け持って、一着ずつ完成させていく方式。工程別に分業化された工場生産では、仕掛品の滞留や時間待ちのロスが発生しがちであるが、そのロスを克服するとともに、多品種・少量・短サイクル化した受注に対応するため、昔から個人営業のテーラーや洋裁店で行われてきた職人芸によるこの方式が、取り入れられるようになったと言える。
関連項目
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』