一反取り

一反取りとは同一の反物から1着分または上下セットの服の要尺を取り、裁断する事。プリント服地によく使われる用語である。一反取りを行う理由として、同一ロット生産生地であっても反毎に微妙な色や風合いの差異が必ず発生する為、違う反から裁断したパーツを縫い合わせると色差中希不良(パーツ色差)の恐れが有る。プリント生地は特にプリント色差が目立ちやすいので、これを防ぐ為である。
プリント生地以外でも細番手、高密度の織物や特殊な染色加工生地でも中希が起きやすい為、一反取りが行われる。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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