フィラメント糸

フィラメント糸とはフィラメントを数十本撚り合わせたもの。
現在、衣料用として使われているフィラメント糸と、以下生産量の多いものから順にあげると、ポリエステルナイロンレーヨンアセテートキュプラビニロンアクリルプロミックスと、副次的に使われるポリウレタン(スパンデックス)である。
フィラメント糸を編織して製品にする場合、合成繊維ではテクスチャード加工糸にして使用する場合もかなりある。フィラメント糸は単繊維がぱらぱらにならないように最低限、多少の撚りをかけて使うが、商品上の要求から強い撚りをかけるものまで、撚り数はいろいろある。
フィラメント糸の特殊なものとしては、マルチフィラメントに静電気を与えて開織させ、1本、また数本ずつに分割する分繊糸(はじめから細いをつくるよりこの方が安くできる)や、もとから色のついた原着糸などがある。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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