ビジュアルマーチャンダイジング

ビジュアルマーチャンダイジングとは視覚的商品化計画のこと。略してVMD(欧米ではVM)という。
1)ビジュアルプレゼンテーションVP)が「商品そのものの効果的な視覚表現による演出」であるのに対して、VMDは「マーチャンダイジング商品化計画)そのもの、あるいはそのコンセプトの効果的な視覚表現による演出」である。従って、VPを”出来上がった料理の盛り付け”とすれば、VMDは”料理の盛り付けだけでなく、それを食べる部屋、インテリア、食器、照明などまでを含めた演出”ということになる。日本VMD協会は、VMDを「文字通りマーチャンダイジングMD)の視覚化である。それは企業の独自性を表し、他企業との差異化をもたらすために、流通の場で、商品をはじめとする全ての視覚的要素を演出し管理する活動である。この活動の基礎になるのがMDであり、それは企業理念に基づいて決定される」と定義している。

2)上記の様な視覚に訴える演出まで計画に組み込んだMDのことをVMDと定義することもある。商品の特徴をディスプレーのみならず一目でわかるようにする方法である。陳列効果などは大きな効果を持つ。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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