トウ紡績
トウ紡績とはフィラメントを極めて多数引き揃えて束にしたものをトウという。トウの太さは4,500-9,000デニールくらいある。この太いトウから糸をつくることをトウ紡績という。
トウ紡績は大別するとつぎの二種がある。
①直紡式(ダイレクトスピンニング方式)=トウを工程中でドラフトカット(けん切)しそのまま工程で糸にする方式。
②コンパーター式=トウからスライバーを製造し、これ以降は従来の紡績工程によって糸をつくる。いずれにしてもトウ紡績は化学繊維だけに適合する紡績法である。
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』