ウイングチップ

ウイングチップとはチップ(靴の爪先部分)をW字型(鳥の翼状)に切り替え、小穴飾り(メダリオン)や縫い目飾りなどを施した爪先のデザインの短靴の事。ウイングチップはアメリカの呼称で、イギリスではブローグ、日本では俗におかめと言う。
中央が尖り、その両脇が弓なりにそったW字型の飾りで、おかめの顔に似ていることから、「おかめ飾り」ともいわれる。このような飾り革をウイングチップと呼ぶが、靴そのものの名称ともなっており、ウイングチップシューズを「おかめ」とも通称する。トラッドファッションアイテムのひとつとなっている。ピンキング(ギザ抜き)やメダリオン等の飾りをアッパー全体に施したデザインをフルブローグと言う。ブローグはもともとアイルランドやスコットランドで履かれた、ローハイドの革で作った靴を言った。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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