アパレル卸企業

アパレル卸企業とはアパレルの卸売りを主要な業務とする企業のことで、アパレル卸商とほぼ同義。最近はアパレル生産企業アパレル小売企業と対応する用語として、使われる例が増えた。
1)広義には、アパレル生産企業アパレル小売企業の間に介在する全ての中間流通企業を指し、”卸企業にアパレルを卸す卸企業”も含まれる。さらに広義には、官公庁・病院・一般企業などにアパレルユニフォーム等)を卸す企業も含まれる。
2)狭義には、「中央卸商系の掛売卸商」を指す。この場合は、すべて小売企業と取引関係のある卸企業である。日本のアパレル生産・流通では、アパレル卸企業(狭義)が商品企画機能、素材調達機能、ブランド運営機能を持ち、さらに小売価格設定機能を持つことによって、生産・流通の主導権を握ってきた。尚、欧米にもアパレル卸企業は存在しており、ラックジョバー、レップといった業態もある。

あなたにおすすめ関連記事


出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

ファッションビジネスページへ戻る
TOP PAGEへ戻る