アバー

アバーとはイラクの女性が着用する外衣。生地の織幅を生かした、直線裁ちのゆったりした衣服で、頭から身体全体を覆うように着用するため、眼の部分は切り抜いてレース等が縫い付けてあるのが特徴。もともとは回教徒の女性が着用する宗教上の衣装で、他人に顔を見せないために用いられた。一般にはウールやラクダの織物が使われるが、上流階級の間では製のものなども見られる。アフガニスタン、パキスタン、イランなどでも、同様の形式の衣服が用いられる。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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