アスコットタイ

アスコットタイとは、礼装用のネックウェアとして用いられる幅広のネクタイで、モーニングコートなどに多く用いられる。アスコットはイギリス・ロンドン郊外のパークシャー州の地名で、アスコットヒースの王室所有競馬場の名前に由来する。ここで貴族たちがモーニングコートにこのネクタイを用いた正装で出席したことから、一般に流行するようになったもの。近年はカジュアルアクセサリーとして、スポーツシャツ等に組み合わされている。
本来は結んでタイピンで固定するものだが、一重結びにしてスカーフのように用いるものもアスコットタイと呼ばれることもある。カジュアルで軽装な服装のときにこう呼ばれる。アスコット、またはアスコットクラバット、蝉型タイなどと呼ばれる場合もある。元イギリス国王エドワード8世ウィンザー公爵が好んで着用したことにちなんだ呼称としてウィンザータイとも呼ばれる。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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